ガラハド [ Galahad ]
ランスロットとペレス王の娘、エレイン姫との間に生まれた子供。とにかく善人。
15歳の時にアーサー王の騎士になる。円卓で、ふさわしくない人物が座るとたちどころに危害を被る「危険な席」につくことができ、全ての騎士の中で最も気高く、優れた人物と賛えられた。容姿は父親に生き写しで、ランスロットの一族の者にはえらい可愛がられている。
叔父であるエクトル卿は槍試合において敵方にガラハドがいるのに気付き、そっと身を引く、なんて一幕もあったりして。
しかし、美人薄命、もとい美少年薄命。他の誰もがなしえなかった「聖杯」探究に成功した時にそのまま神に召される事を希望し、天使に連れられて昇天してしまった。これを「善人から先に死ぬ法則」と呼ぶ。(嘘。)
母親と祖父から色々吹き込まれていたらしく、こいつもファザコン。でもキミの憧れのお父様は不倫が原因で聖杯探究に失敗してるんだよ・・・。
ちなみに「ガラハド」というのはランスロットの幼名だったりする。ランスロットというのは湖の姫が彼の騎士デビューに際して与えた名前なのである。